Billion Beats 日本人が見つけた13億分の1の中国人ストーリー





友人のoffice339の鳥本君が、また面白いことを始めた。




以下転載。




「いま私たちが中国から出来ることとして。」アートマネジメントin上海
http://blog.office339.com/?p=1088



既存のメディアでは取り上げられない、個人の中国人にフォーカスしたWebサイトです。
対国家、対政府、対産業などでしかなかなか語られない「中国」というものを
よりパーソナルな視点でみていくことで、中国、中国人の多様性を伝えられればと思っています。

今回地震のための急遽特別プロジェクトとして、Billion Beatsとして100人の中国人、
160人の外国人から日本へ被災された方々へのメッセージ動画を作成しました。
沢山の方々の協力を仰ぎ完成したこの動画、
私もWebへアップする作業をしながら
この動画をみて何度も目頭が熱くなりました。

被災された方々に、少しでもこのエールが届けばと思います。




Billion Beats | 日本人が見つけた13億分の1の中国人ストーリー
http://www.billion-beats.com/

がんばっぺ!小名浜バナー


震災後の13日、福島県いわき市小名浜に住む友人りけん氏から
バナーを作ってほしい。という依頼をもらった。


がんばっぺ! というのは小名浜近辺の方言での がんばろう!


真ん中にはいわき市の象徴であるめひかりという魚のキャラクター「めぴかり」。※私デザインではないです。


かっこよく。より、元気がでる感じでつくりました。
いかんせんあまりお金持ちではないので、募金的なことが盛大にできず、歯がゆい思いでいたので
とてもうれしい依頼でした。


彼はもともと5年程上海に住んでいて、
上海に住む事で逆に故郷の良さを再発見し、小名浜を盛り上げたい。と一昨年に帰国したのでした。
それから小名浜ライフスタイルマガジン 「tetote」をウェブ上で発表し
毎月欠かさずインタビューやエッセイ、写真、イベントの企画等八面六臂の活躍でがんばっていました。



今度は新しいスペースを共同で借りて、新たな展開を模索していた矢先の震災、原発問題。
かける言葉も見つかりません。



ですが、このサイトをやってくれて本当に良かった。と思います。
私はこれ以上に、小名浜を美しく魅力的に伝えたメディアを他に知りません。
地元の人も気づかなかったような土地、人の魅力を存分にレポートしてくれています。
このサイトで取り上げた場所もかなり大きな被害にあってしまったようですが
このような形で記録として残った事、本当に良かった。と思います。


今はりけんさんもご家族も避難されていますが、
また新たな小名浜を伝えてくれる事を信じています。



がんばっぺ!




photo by riken komatsu



tetote onahama 小名浜のライフスタイルを伝えるウェブマガジン
http://www.tetoteonahama.com/

盛岡より。



今日震災後初めて、祖母に電話をした。


涙涙の通話になるかと思いきや、
どっこい、
思い切り元気。

通話中も「また ゆ〜らゆ〜ら揺れてるわ〜あはははは」だって。


ただ、ふっと言っていた「今度来た時に見せてあげるけど〜」という表現に、
おばあちゃんの底力を感じた。


最近では会いに行くたびに「もう来年は死んじゃってるかも。。」と弱気なことを言ってたのに。


私に今、そういうのを聞かせてくれたっていう部分を、ちゃんと受け止めようと思う。
心配かけまいと思ったのか、自然になのかは置いておいて。



相方が「いつか一緒に盛岡に行って、おばあちゃんとドライブでもしよう」と言ってくれた。


未来は確実にある。
自分が信じれば、いくらでも。

上海でできること。

3月11日14:31。弟からの緊急メールで地震に気づいた。
それからは岩手県盛岡市の祖母の安否の確認に奔走。
緊急事態なので外国から日本への電話はつながらず、
ネットだけが唯一の頼り。
刻一刻と変わる情報に、現地にいない自分さえめまいを憶える時間だった。

原子炉の問題はそのまま、
福島県小名浜に住む友人の命の問題そのままであり
有事の際は東京に住む家族の死活問題でもある。

中国では自国の雲南省地震があったにもかかわらず、
昼夜問わず特番が放送され続けている。



とはいえ、一歩外に出れば、普通の人々の生活の営みが以前と同じ様に繰り広げられている。
私の中で止まない焦りと不安、恐怖、困惑、絶望


私の捉えているこの今の世界と
外の人達の捉えている世界の違い。
当たり前の事だけど。
こうやって今までも世界は成り立って来たんだろう。

私が幸せなとき、見知らぬ誰か生き地獄を味わい
私が不幸なとき、誰かは幸福の絶頂だったろう。


そういうものだ。とはわかりつつも
なかなか気持ちが治まらず
仕事がほとんど手に着かなかった。


でも今日、やっと思い立った。


上海でできること。
それはつまり、元気でいることだ。

岩手の祖母は心配だし、
福島の友達も、その家族も心配。
東京の弟、家族、友達、無事でいてほしいと思う。
その他の人、日本全部、これ以上悪くなってほしくない。
これは変わらない。

今後の事を考えるとめまいがする。

でも、こういうときこそ
無事な人程、ちゃんと元気でいることが
できる最大限のことだと思った。


このことは父や母が大変だったとき、行方不明になったとき、死んだとき
嫌になるほど思い知ったはずだったのに。



でももうやれることをやるしかない。
ちゃんと飯食って風呂入って金稼いで眠る。
あたしはだいじょうぶだって
地震をおこした何かにみせつけてやる。


何に対してではないけども
私も戦う気持ちでいようと思う。

在上海小区生活



刚回来从小区里水果店。我很喜欢上海的小区生活。在东京(日本)的生活之中心是便利店。日本便利店太方便了。什么东西都有。但没有生活感。便利店服务员很礼貌,其实不理客户,我们没有聊天。很空虚。很多中国人说,上海便利店很方便。哈哈!比东京的差很大!可是,这样就好。

Tim Walker

自分の好きなものをはっつけていく。というのをやってみようかなと思います。
当時愛読していた ITALIAN VOGUEでこの写真↓を見て以来のファン。彼の写真には物語があります。












いつか、ちゃんとした写真集を買いたいフォトグラファーの一人です。

春節快樂!元宵節快樂!


気づけば2/3の春節も過ぎ、元宵節になってしまいました。
相変わらず時が過ぎるのが早いです。


今年の春節も上海にて、きっちりたっぷりと満喫させていただきました。
爆竹がうるさいから。ということで避難する人もいるくらい
こちらのお正月は激しく熱い!
私はといえば、そんな中国のお正月が大好き*
この季節は母国に帰る人も多いですが、
私は努めて帰りたくないほうです。


そりゃあテレビも音楽も楽しめないくらいうるさいですが、
こんな時くらいテレビも音楽も止めにして、
特別な日をテンション高く迎えようじゃないですか!


という春節好きが高じて、
今回は友達の勧めでその爆竹を上げちゃおう!というのに参加してきました。



※ちなみにこの人達はお店の店員さん。まかないでもりあがっているのに混ぜてもらいました*


地元系ご飯屋さんで腹ごしらえをし、
イザ出陣!向かうは爆竹花火のメッカ衡山路のバーストリート!


かくいうわたしも初春節をここの交差点で体験したのです。
当時はうわ〜〜よくやるなぁ〜〜的スタンスでしたが
4年後の今年はそのよくやるなぁ〜〜と思われるほうになるわけです。うふふ。


道ばたで屋台的に売っている爆竹を言い値で4000元程!買い占め
屋台のおっちゃんに先にバイクで運んでもらいつつ
ぞろぞろとバーストリーとへ向かいます。


見よ!この種類の豊富さ!

超ロング爆竹!この状態で直径80センチくらい。

今年はというか、2010年末におこった上海市内での火災により
爆竹に規制がかかったそうで、例年に比べて若干爆竹さわぎはおさえぎみな雰囲気。
目的の衡山路のバーストリートの交差点につくと
荷台いっぱいに積まれた爆竹をとりあえず保安につっこまれ、
ここで上げるな、あっちからならいいという問答がひとしきりつづき
適当な場所をなんとかさぐりだして、
さあ、点火!!!!!!





万歳!!!!!!!!!!!
春節快楽!!!!!!!!!!!


地面は爆竹と花火の破片で真っ赤!!!!!!!!


やってみてわかりましたが、
爆竹のばりばりばりばり!という音が本当に心躍る!
テンションがめちゃめちゃ上がるんです。
最初はとても怖かったですが、やっているうちに止まらなくなる!
楽しくて楽しくて、笑って笑って、、、
こういう年の迎え方、節目の迎え方も 心がすっきりしてとても良いものだと思います。

まだ未体験の方、是非!!!!!!!


※私たちは2時頃で引き上げましたが、
こんな風に爆竹を積んだリヤカーが途切れる事なく
街に消えていっていました。