sweet 17


the Bends by Radiohead 1995


ひさしぶりに友達と集まって焼肉飲み。普段いわゆる「出社」とかしてないから人とあんま話さないので、こういうのがすごい幸せを感じる。帰りのタクシーでむちゃくちゃ気持ちよくなって急にradioheadを聴く。


大学受験予備校に通っていた時代、「友達の家に遊びに行って、真夏で、日差しが強くて、屋上に行って、radioheadの「high and dry」を聴いた」っていう思い出が何故かずっと強烈に残ってて、びっきびきの日差しや、散歩して帰って来たら幼児連続殺人の犯人が14歳だった(酒鬼薔薇)ニュースをテレビで見たことや、予想外の事実に頭がくらくらして吐き気を覚えた事を1年に1回はこの曲と一緒に思いだす。


酔いも手伝ってむちゃくちゃ涙が出そうになった。




あと聴きたくなったのがBeyondの「光輝歳月」。なんでだかは…わっかんない(笑)よっぱらいなんで。
前いた会社の隣の席の男子がロカビリーを好んで聴くような中国ではごくごくまれなかなりのロッカーで、中国語の曲なんてだっせえ!っていう彼が唯一好きだと言ったのがこのBeyond※。(※香港出身の、中華圏音楽史に残る伝説バンド。)


上海でライブがあったときライブに行くことすら彼的には恥ずかしかったのに、このイントロを聴いた瞬間に涙がぼろぼろぼろぼろ出て、無意識に拳を振っていたそう。そういうのを涙ぐみながら話されたせいか、自分の中でちょっとした青春ソングになってるのかも。
すごいクサい流れの曲なのに、古く感じない。人が誰しも持っている、青春のキラキラした部分みたいなものが、ぎっしりと閉じ込められた珠玉の名曲。



なんか今日飲んでて、なんでか青春だなーーって思ったんだよね。
なんでもないような飲み会なんだけど、きっといつか思いだして、二度と戻れないなって思えそうな、そんな夜でした。